前の内容へ いろいろ撮りました 次の内容へ

流し撮り
高速道路を走る車を流し撮りしてみました。

 最高秒3.5コマと数字的には中級機並なのですが、フィルムの巻上げがないせいか、銀塩カメラのそれよりも明らかに快適でした。

 また、動体予測で追尾してもケロッとAFをこなして見せました。
 この辺りはおそらく動作シーケンスに巻き上げ時間がないことで、その分、測距(AF)に時間をかけられるのでは?と思うのですが……

 いずれにせよ「動体のEOS」はD30においても健在です。
撮影データ(写真の3コマ目)
撮影モード
シャッター優先AE

Tv(シャッター速度)
1/60

Av(絞り数値)
20

測光方式
評価測光

露出補正
0
ISO感度
100

レンズ
70.0 - 200.0 mm

焦点距離
200.0 mm

記録画素数
1440 x 960

画質(圧縮率)
Normal

  夜景は全滅 先頭へ
撮影データ

撮影モード
マニュアル

Tv(シャッター速度)   
30秒

Av(絞り数値)
4.0

測光方式
評価測光

露出補正
0

ISO感度
1600

レンズ
17.0 - 35.0 mm

焦点距離
35.0 mm
 夜景を撮影してみました。
 ご覧のとおり星が綺麗!と言いたいのですが、ほとんどがCMOSのノイズです。
 
 どう撮影すれば解消できるのかと、いろいろやって見ましたが、ISO100・ISO200では画像の粒状性は保たれますが、シャッター速は遅くなってしまい、ノイズが増えます。ISO400では、ノイズは多少減りますが粒状性が悪くなります。ISO800・1600ではノイズはかなり減り、それほどの差はないのですが、粒状性は結構厳しい状況になります。
 おおむね15秒以上のシャッター速では、ノイズが目立ち始めます。
粒状性の差はISO感度の違いほど感じない……
ということは、シャッター速度を15秒を限界として、ISO感度のほうで露出を調整するのがベストのようです。

 尚、根本的に開放F値の明るいレンズを用意して、ISO感度を下げ、シャッター速度の短縮をはかるのが、高画質の基本といったところでしょうか。

 ちなみに上部の液晶表示部分にはバックライトはありませんから、「夜景は撮るな」「暗いところでの撮影はするな」と言うことなんでしょうねぇ。Canonって潔いよね。

 ところで長時間露光をすると、撮影終了からプレビュー画面が表示されるまでかなりの時間またされます。ノイズリダクション・オンのままで使っていると30秒の露光でプレビュー表示まで約30秒ほど、1分のバルブだと約1分(目測ですが)程かかります。
 要するに撮影間隔が延びてしまうのです。CMOSの読み出しに時間がかかるのでしょうか?ノイズのクリーニング中なのでしょうか?カタログには掲載されていないちょっと困った現象です。

 いずれにせよ、夜景、特に星などの長時間露光には使えないと言う結論に達してしまいました。(とほほっ)

  夕焼け撮ったよ 先頭へ

こちらはホワイトバランスを
「ストロボ」に設定したもの

こちらはホワイトバランスを
「マニュアル」設定しました

SIGMAの600mmで撮った夕方の太陽です。
135フィルムで960mmの焦点距離に相当します。

ホワイトバランスの調整が
うまくいけばこんな表現も可能です。
 CMOSを太陽に向けても平気なんだろうか?壊れたらどうするの?
 そんな心配をよそに三脚に据え、夕焼けを狙ってみました。
 結果はと言うと、リバーサルのような色温度表現が出来ず、結構てこずりました。

 ホワイトバランス「オート」のままだと当然だめ。
 「日中」の設定にしても黄色が強く、イメージとは程遠い状況でした。

 そこでマニュアルにして、ホワイトバランスを制御してやることで、イメージに近い撮影が出来ました。
 こちらはまだまだ、研究段階です。「マニュアル」の調整方法も企業秘密です。(えへへっ)

 もうひとつ、太陽を直接撮った場合ですが、最高シャッター速が1/4000と言うこともあり、NDフィルターでもないと露光オーバーになり、かなり厳しい状況になります。

 また、撮影画像も画面半分が黒くなるなど怪奇現象も多発しました。太陽を望遠で撮影するのはやめたほうがいいでしょうねぇ。

ホームページへ戻る 目次へ戻る 先頭へ

最終更新は