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Chapter.1 準備編

自分のカメラを良く知ろう

取説とにらめっこ

敵を知るにはまず己を知ること・・・自分のデジカメにはどんな機能があって、どんな機能が不足しているのでしょうか?

買い替えの際にも、どんな部分に注目してガンダム撮影用(以下、ガン撮)カメラを選定すればよいのでしょうか?そんな注目点を交えながら、撮影に最低限必要な機能と機材などを紹介してみます。

私のデジカメ

TOSHIBA PDR-M60 おんぼろです

PDR-M60

私が現在所有しているデジカメはTOSHIBA PDR-M60とCanon EOS D60です、D60は一般に出回っているコンシューマデジカメとの比較は無理なので、このページではTOSHIBA製を使用することにします。

D60は応用編のほうで、究極の撮影についても書きたいと思います。

さて、このPDR-M60、通称AllegrettoM60(以下M60と呼ぶ)ですが、メーカーのページは ここ

主なスペックは、1/2CCD・有効219万画素・8〜18mmズームレンズ・スマートメディア・・・こんな感じ

ただ安いだけで買った品物なのですが、正直言って色味は悪いし動きは遅いし、不便極まりない代物です。最近のデジカメより一段落ちるので、これでもここまで写るんだ!という部分を参考にしていただけると思います。

ガン撮に必要な機能

  1. マクロ性能
  2. マニュアルによる絞り調整
  3. セルフタイマーまたはリモコン

1.マクロ性能

コアブースター

目的はガンプラ撮影です。この際、屋外でのスナップ撮影に関する項目なんて部分には目もくれず、近接撮影(マクロとも言う)にだけ特化してみましょう。

なお、全体像を写すときは、マクロはほぼ使わないと思っていただいて結構です。部分的なアップ、胸像だけ・・・といった場合に、マクロ性能がものをいいます。

要するにマクロ○○cmという部分が肝心なのです。これ次第で製作中の部品のみを撮影したり、部分的なクローズアップなど、応用範囲が広がります。

私のカメラの場合はマクロモード時5cm〜50cmでした。ためしに撮影してみると、右のようになります。

2.マニュアルによる絞り調整

絞りとはCCD(撮像素子)に届く光の量を調整する他に、被写界深度(ピントの回る前後の範囲)にも影響します。一般に安価なものは2段階か3段階程度しか調整できる範囲がなく(この場合の段階は露出段数とは違います)絞り込んだ撮影ということは出来ません。

もともとデジカメは短焦点のレンズを装備していることから、被写界深度は深めですが、近接撮影時などは絞ってあげる必要があります。マニュアル設定で絞りが調整できることが肝心です。購入を検討されている方はここが要チェックのポイントです。

ただし、中には絞り数値は理論上のことで実際に絞り機構が動作しないものもあります。CCDはもともと低輝度に弱いので、絞り込んで露光時間が長くなると、ノイズが増えることから、ノイズ対策のコストを省くため、絞れなくなっているわけです。

絞り機構に関しての購入前の調査は(店員に聞いても知らない人が多い)難しいところでもあります。

高価になるようでしたら、潔くあきらめるのも良いでしょう。

ただし、撮影の幅を広げるためには重要な機能です。絞りを知れば写真が面白くなるものです。

私のデジカメ(M60)の場合絞り調整機能はありませんでした。もはや短焦点による被写界深度の深さに頼るよりないということです。(ちょっと悲しい・・・)

3.セルフタイマーまたはリモコン

近接撮影時(そうでない場合でも)、三脚装着でもシャッターボタンに手を触れるということは「手ぶれ」「カメラぶれ」の大きな原因です。これを回避するためにはカメラに触らない・・・リモコン操作・セルフタイマーが必要です。

機種によってはマクロモードにしただけでセルフタイマーに移行するモデルもあるようです。賢明な処置でしょう。

コストダウンの影響で赤外線リモコン等はほぼ省かれていますが、セルフタイマーを用いて代用することが可能です。なお、機種によってはUSB経由でパソコンからレリーズできるものもあるようです。

カメラに触らずシャッターを押す方法については要チェックです。

私のデジカメの場合、セルフタイマーは一回事に解除されるため、連続撮影は非常に困難・・・ケーブルレリーズを購入しました。

最低限必要な撮影機材

  1. 三脚
  2. 予備電池

1. 三脚

ストロボを使用しての撮影であれば手持ちで撮影できますが、ストロボ未使用という条件では必須アイテムです。伸ばした状態で1mくらいになるものを用意しておくと、撮影を一通りこなせると思いますが、安価な小型三脚も便利です。

撮影環境にもよりますが、カメラの重量を充分支えられる、ある程度丈夫なものを選んでおいたほうがいいでしょう、カメラを買い換えても三脚だけは使い続ける・・・という人がほとんどです。多少高価でも何度も買い換えるよりいいでしょう。

2. 予備電池

ストロボ併用の撮影になると電池の消耗は予想以上です。充電できるものがランニングコスト上有利だと思います。専用電池の場合も、電池切れで撮影続行不能というのは悲しい限り・・・余力が出来たら予備電池への投資もお忘れなく。

あると便利な小物たち

  1. ケーブルレリーズ
  2. 立ち台
  3. 景シート

1. ケーブルレリーズ(レリーズリモコン)

写真のように、どんなカメラにも装着可能というニッチ商品が出ています。  セルフタイマーがいやになったら、検討に加えてみてください。

ちょっとプロ気分です。

2. お立ち台

モデルに見合ったサイズのお立ち台があるとローアングル撮影や背景と引き離した撮影、前後移動・回転等何かと便利にこなせます。

専用に売っているわけではありませんが、いらなくなったCD-Rのケースとか、デジカメの元箱なんてのが手ごろなサイズです。

3. 背景シート

無地のシーツ・カーテン・奥様のスカート(おっとっと)などなど布系が便利です。綺麗な風景写真のカレンダーなんてのも活用可能です。ぼかしでごまかせば簡単に地上シーンの背景になり、リアリティーをあげる効果があります。宇宙世紀にありえる風景か?ということになると疑問を隠せませんが・・・

中にはカラープリンターで単色無地といった画像を打ち出す人もいるようですが・・・モデルを引き立たせる脇役としていろいろなものを活用して、背景作りを検討してみてください。

白・黒・グレーなどモノトーン系ですと無難にモデルの全体像を引き立ててくれます。まずは無地白のシーツから。

ガンダム撮影にはデジカメが有効

さて、なぜだと思いますか?それはレンズの焦点距離の問題です。レンズは同じ明るさ(f値)の場合、焦点距離が短い(数値が小さい)ほど被写界深度(ピントが合って見える範囲)が深くなるという特性をもっています。これはフィルム(CCD)のサイズとは一切関係せず・・・

同じ明るさなら、焦点距離が短い=被写界深度が深い・・・という関係を持っています。

一般のデジカメの焦点距離は機種によって異なりますが8〜18mm(私のデジカメの場合)などと、一般のフィルムカメラに比べ極端に小さい値となっています。当然、被写界深度も銀塩カメラに比べ深いわけです。ガンダムはHGで約15cmと人間の10分の1くらいのサイズです。両者を画面まいっぱいに写るよう距離をとってなおかつ、ピントがモデルの前から後ろまで回そうとした場合、この焦点距離の短い=被写界深度が深いの関係が作用して、銀塩で人間を写した感じと、デジカメでガンダムを写した感じが似通ってくるわけです。

小さなモデルなのに大きさを感じさせる撮影が出来るのです。

他にも理由はたくさんあるのですが、デジカメの焦点距離とCCDサイズの問題は隠れた効果として私は注目しています。ガンダムプラモにかかわらず、小さいものはデジカメの得意分野です。

※ ここでの記載の内容は、私のカメラ(AllegrettoM60)を基準に話しております。デジカメの機種によって異なる部分がありますので、取説(マニュアル)を熟読し、相違点等を留意の上、カメラ操作を行ってください。

疑問・質問等は私のサイトでは受け付けておりません(ごめんなさい)、ご使用のデジカメについての疑問・質問は各メーカー様にお尋ね下さい。

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それでは次のページ 「試し撮りで性能チェック」 に進みましょう!

※サーチエンジン等でいきなりこのページを開いた方、ホームページは こちら http://www.shoi.org/pramo/ 別窓が開きます。