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Chapter.1 準備編

試し撮りで性能チェック

無謀なマクロの最短撮影

プレビュー画面にはご覧のように映っています

自分のカメラの限界性能を知っておくと何かと便利、何処まで近づけるのか?も、そのひとつです。カメラの前にモデルを置いて、近づけながら限界を探っておきましょう。実はボトルキャップが便利です。ペプシのボトルキャップたくさん集めました?それでチェックしてみましょう。なおそのときの背景は開放状態(後ろがたくさん移る状況)で背景の写り方もチェックしておくと後で参考になります。

絞り機構があるようでしたら、絞りを変えてチェックしてみると、背景のボケ具合の変化のチェックにもなります。(背景が変化しない場合はウソ絞りということです。)

ボトルキャップ(ハロ)による近接撮影です。

カメラとハロの間隔はこのくらい・・

それではさらにカメラをハロに近づけてみましょう。

上の写真と比べ、背景のボケ味の変化を感じられるでしょうか?

カメラとハロの間隔は下のようになりました。(かなり被写体のハロに近づきましたよね♪)

近接撮影とストロボ ストロボ制御の安定しない機種で近接撮影すると起こりがちなのが、ストロボによる露出オーバーです。

下の写真でご覧のとおり被写体が真っ白に飛んでしまいました。白い背景を用意したり、露出を下げることである程度の制御が可能です。しかし、イメージどおりの絵にならないことがほとんどだとおもいます。

これは正面から光を当てることで立体感を損なう・・・というストロボ特有の現象が起因しています。もはやストロボを使用しない撮影を心がけるよりないでしょう。

・・・ということで、ストロボ発行禁止モードになるようカメラを設定してください。

 

ストロボを発光させた状態。露出オーバーにより青の部分が完全に飛んでます。

 

発光量を抑制するように露出を調整・・・それでもまだ明るすぎです。

-1.5補正・・・私の機種の場合これ以上の調整は無理。

また、写真表現としても、あまりかっこいいとは思えません。

ストロボによる撮影はあっさりあきらめることにしました。

ちなみに無発光による撮影はこんな感じです。

+0.6の補正をしております。 液晶ディスプレーの視野率

 

液晶ファインダーが画像のすべてをプレビューできるとは限りません。

ご覧のように液晶ディスプレー上にコアファイターを左右ぎりぎりになるようにして撮影しました。

下の画像はそのとき撮影された画像です。

左右の空間の開きが大きくなっています。

対して、上はほぼそのままですが、下のほうが多少広く写しこまれています。

 

このような現象は各デジカメによっても異なります。

中にはディスプレー表示よりも実際の画像のほうが小さいものも存在します。

画面ぎりぎりの画像をノートリミングで写したいときはこの差を計算に入れて撮らなければならないことになります。

トリミング前提の場合もありますが、広角描写を最大限に利用したいときは、どうしても頭に入れておきたいのが、このディスプレー視野率です。 ブレてない?

ねぇ本当にブレてない?

シャアのボトルキャップを撮影したこの画像・・・実はピントがないのです。

 

ピントがない、シャープネスが足りない・・・そのほとんどは実はカメラブレだったりします。

手持ち撮影による手ブレはお話以前です。撮影対象は宇宙世紀が到来するまで動き回ったりしませんので、「三脚装着でじっくり撮る」を心がけてください。三脚装着の弊害については追々触れていきます。

カメラをせっかく三脚に据えても、三脚ごと揺れている・・・ということがごく稀にあります。三脚に装着しても、シャッターボタンを手で押した場合、レリーズの瞬間カメラが動くことがあります。

三脚にさえ載せれば安心というわけではありませんから、シャッターが切れる瞬間は触らない・・・ということは、セルフタイマーもしくはリモコンorケーブルレリーズとなるわけです。

 

次に想像されるのは被写体ぶれ・・・ガンプラの接地性が悪いとか、モデルを載せた台ごと揺れている・・・なんてこともブレを生む要因です。

被写体を載せた台に手や肘をつきながらの撮影は絶対止めましょう。

それでもシャープネスが足りない・・・というのであれば、もはやピントが外れている以外は考えられません。

機種にもよりますが、デジカメのAFといのは、中央部とか一番カメラに近い被写体に合焦するように作られています。意図したところにピントが合わないことも多々あります。

また、デジカメに強い衝撃を与えるようなことはなかったでしょうか?(落下とか?)AFの故障による合焦不能は意外に多いものです。

 

また、ズーム機能のない単焦点デジカメの中にはパンフォーカス系(何処でもピントが合う)というAF機構のついていないカメラがあります。

要するにデジタル版の「写るんです」カメラなのです。どの距離でもピントが合っているといっても実はピントの山になる部分は存在しますし、全体にフォーカスが甘いのが現実です。調整の仕様がないのですから、正直言ってお手上げのカメラです。

「カメラもモデルも揺れない揺らさない。」シャープに撮れる腕と環境がそろって、初級者卒業です。

露出補正とグラデーション

ガンダムの基本色は白系・・・これって実はカメラにとって苦手な被写体だったりします。白なのにグレーになってしまう場合は露出アンダーです。露出補正をプラス側に補正する必要があります。補正量等は画面内をどれだけ白いもので覆われるかによっても変わります。一概に言えないので、補正しながらベストを探ることになります。

微妙な色見、明るさはデジカメのプレビュー画面が当てにならない場合が多いので、数枚撮影してからパソコンで確認するほうが良いと思います。

ただし、あなたのパソコンのディスプレイが適度な明るさを表現しているとは限りません。本格的なディスプレイ・キャリブレーションをすることが肝心ですが、簡単な方法としてはWeb上を回って歩き、他ページの写真が全体に暗いと感じるようなら、明るく。明るい場合は暗くしてあげれば、おおむね平均的な明るさを得られると思います。

モデル実物の微妙なグラデーション表現も時には写真上に反映されない場合もあります。塗装段階からモデルの見た目を優先させるか、写真写りを優先させるかは、実に難しい選択ですが、色見や配色によってグラデーションが表現しきれない場合も多々あります。デジカメの色域やコントラストの再現が人間の目と違うわけですから、当然なのです。

それでもイメージどおりにしたい!という場合は、塗装段階からカメラ写りを意識するより方法はないということになってしまいます。

もともとガンダムはアニメキャラなので、実はテレビの色表現の限界に合わせて設定されています。ファーストガンダムの場合はセル画をフィルム撮影していたわけですから、今よりずっと制約があったことと思います。配色の勉強をすると、塗装の段階から色味良く、写真写りも良いモデルの製作が出来るはずです。

私は写真写りを意識したモデル製作を心がけているのですが・・・実は難しくてあまりうまくいってません。(はははっ)

ですが、適正な露出でないこともグラデーションを損なう一因でもあります。やはり露出を変えて数枚抑えておくと、後で困らないものです。

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それでは次のページ 「撮影環境の整備(写真館建造計画 V作戦決行)」 に進みましょう!

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