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Chapter.2 基本編

基本撮影(立ち姿を撮影)

カメラとモデルの高さ

ではまず、基本の基本から・・・

モデルのポーズはほどほどにしてお立ち台中央よりやや前に立たせます。

カメラのモードはM(マニュアル)。機種にもよりますが、露出補正が可能なモードであればOKです。

カメラを三脚に載せ、ちょうど水平になるように三脚の雲台を調整したら、カメラのレンズの中心をモデルのへその辺、(RX78ガンダムの場合はコクピットの位置)にあわせます。

モデルの足の長さもまちまちですから、半分からちょっと上を基準にしてください

ここではじめてファインダー(ビュー画面)を見て足がはみ出しているようならカメラを後ろに下げます。このとき中心に写っているはずのへその部分が上か下にずれるようなら、カメラは水平ではない、とうことになりますから、もう一度水平あわせから再スタートとなります。

足先がうまく入るようにカメラを後ろに下げると、頭のほうが多めに開くはずですが、とりあえずはこれでOK。

また、視野率の問題も考慮に入れ、仕上がり画像の下ギリギリに足が来るように調整することも忘れずに・・・

調整が済んだら撮影です。露出を変えて数枚撮影しておきましょう。

さてさて、結構間抜けな写真になるはずですが、これは基本中の基本。いろいろ迷ったときや、スランプのときのスタート地点としてマスターしておいてくださいね。

さてこの写真をよく観察してみると・・・

ポーズにこだわりませんでしたから、やや不自然で詰の甘さがありますが、立ち姿としてバランスの良いものになっているはずです。

ちなみにこの写真の頭部、

シールドのやや上の辺を手で覆って隠してみてください。(簡易トリミング)

どうです?バランスの良いアングルではと思うのは自画自賛でしょうか? カメラとモデルのポーズ付け まずはモデルのガンダムさんにポーズをとっていただきます。といっても自分では動いてくれませんが・・・

まずは水平撮影なので、モデルに対して水平の高さから見ながら、かっこいいポーズ付け、カメラ目線も意識しながらポーズをつけて見ましょう。

ポージングが出来上がったら、カメラのセットです。ズームつきのカメラであればまずはズーム域の設定をします。最初のうちは望遠端(ズーム操作の「T」マーク押し続けズーム動作の止まるところ。当然デジタルズームに突入しないように)からはじめると良いと思います。極端に望遠能力をもったデジカメの場合は、望遠がわほどほどのところでとめておくのも無難です。「一度決めたら以後ズーム操作をしない」ことが基本です。

上の説明と同じように、カメラ水平・へその辺とします。カメラを若干下向きにし、カメラを前後させて画面内のモデルのサイズを調整してください。くれぐれもズーミングで調整しようとしないでください。いつまでたっても基本が身に付きませんよ!

足先が仕上がり画面の下ギリギリ、頭頂部を仕上がり画像の上ギリギリになるように調整します、左右にはみ出すようでしたら、左右のはみ出しも考慮に入れて、カメラを前後させます。横方向への調整の際はカメラを横に回転させるのでなく被写体に対して、横方向にシフトさせます。

さて液晶モニタをもう一度見てください。たぶんポーズが崩れているはずです。レンズの焦点距離を望遠端に振るとレンズの圧縮効果といって遠近感が少なくなる効果が現れます。このため人間の見た目とポーズが変化して感じられるのです。特にカメラに対して斜めに立たせた場合は、手前と奥の前後感が人間の見た目と変化してしまうのです。

あくまで、液晶モニターを見ながらポーズ修正してください。ファインダー外から自分の目で見て多少不自然になることがありますが、カメラの目でみてかっこいいポーズが写真として残るわけです。

さて修正が済んだら、数枚撮影・・・といってもただ何回もシャッターボタンを押すのではなく、絞りを変えたり露出補正をしたりと、いろいろ変化をつけて撮影してください。

撮影が済んだら、パソコンで鑑賞、気に入った写真が撮れるまで繰り返しても結構です。一般に(人間の場合)モデルさんは二度と同じポーズをとってくれません。 しばらくしてからまた同じようなポーズをとらせて・・・などと考えず、納得のいくまで撮影してください。

要約しますと・・・

焦点距離(ズーム域)を決め手から撮影する。

ファインダーもしくわ液晶モニターでポーズ調整。

納得のいくまで撮影。

この癖をつけることが肝心です。

・・・ということで右のよう作例が完成しました。

ライティングについての考察はまだまだですので、上下の明るさの感じはアンバランスですが、なかなか決まったポーズを画面いっぱいに撮れたのではと思っています。 焦点距離と撮影効果 さてズームレンズは何のためのズームか考えたことがありますか?被写体を大きくしたり小さくしたりするためでしょうか?答えは×。これではいつまでたっても、レンズを使えこなせないのです。

写真雑誌等でよく語られていることですが、焦点距離で撮影の効果が大きく変わるのです。

その1 : 遠近感の変化。広角側にすると遠近感が誇張され、望遠側にすると遠近感が縮小されます。

その2 : 被写界深度(ピントが合って写る範囲)の変化。広角側にすると被写界深度は深くなり、望遠側にすると浅くなります。

その3 : 画角の変化に伴い背景の写しこまれる範囲が変化します。

ズームレンズは上記の効果。「焦点距離による撮影効果の変化」を利用するために操作をします。被写体を大きくするか小さくするかは、離れたり近寄ったりすればいいのです。

説明するよりやってみましょう。 広角端による基本撮影 「カメラとモデルのポーズ付け」で撮影した状況はそのままになっているでしょうか?ないようでしたら・・・

人間の見た目のポーズ付け

カメラの水平セットをもう一度やり直してください

そのままの人はここからです。

まずカメラのズーム操作を行い「Wを押して」広角側に振ります。広角端もデジカメによって異なりますが、一般に広角レンズの入り口程度、銀塩換算35mmくらいになるはずです。極端に広角になるカメラもあるようですが、ズーム動作が動かなくなる、最広角で試すのが良いでしょう。広角レンズの効果がより顕著になります。

液晶モニターを見るとモデルが小さくなっています。カメラをどんどん近づけてマクロ域に突入するようでしたら、マクロモードに切り替えてください。たいていのカメラは広角端でマクロ動作するようになっています。

さてカメラの高さはへそのはずですが、液晶モニター内のモデルはどんな感じに写っているでしょうか?ポーズ修正で思ったとおりになるようでしたら、撮影してみてください。でも、多分出来ないはずです。

なぜでしょう?遠近感が誇張されているため、画面の中心から離れた頭や足が小さく写っているためです。背景の写りこむ範囲も大きく異なっているはずです。

ここではじめてカメラアングルの調整が必要になってきます。一般に下から見上げるようにカメラの高さを下げ、カメラを上に向けてやると良い感じになるはずですが・・・試してみましょう。

堂々とした立ち姿になったことでしょう!

広角・望遠・・・ズームの利用法の基礎がお分かりいただけたでしょうか?

たとえば、ビームサーベル・バズーカ等を前に突き出した状態などを広角端で撮ってあげると、突き出した感じがより誇張されます。

後は表現とアイディアの世界です。

「カメラとモデルのポーズ付け」のポーズとアングルのままレンズを広角側にして撮影しました。

上の望遠時の写真との違いが分かるでしょうか?

足先の感じ、背景・・・焦点距離による相違点を探してみてください。

さて、上の写真からアングルを下げカメラを上向きにしてポーズ修正を加えました。

上のほうが背景シートからはみ出してしまいましたが、堂々としたポーズが撮れました。

同じ焦点距離ですが、印象がまるで違います。

レンズを使いこなすというは大変難しいことでもありますが、利用法を憶えればかっこいいMSがさらにかっこよく描写できるのです。

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それでは次のページ 光と影の芸術(光の色と質) に進みましょう!

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