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Chapter.6 番外編

この一枚ができるまで「ゴッグ上陸す」

完成をイメージする

さて、撮影講座が一段落したところで、実際に一枚の写真を完成させるまでの工程を公開してみたいと思います。あなたのガンダム撮影にとって、なにか参考になることを見つけていただければ幸いです。

やはり大切なことはどんな写真に仕上げたいか?ということになりますが、仕上がりをイメージしておくことは大切な作業です。

ただし、どの段階から仕上がりが見えているか?自分の技量でどう撮影できるかも重要な要素かもしれません。

今回のモデルはMSM−03「ゴッグ」です。購入時にはあまり深く考えていなかったのですが、TV版ガンダム26話見て、港湾地帯に上陸する異様な形態のMSにひどく興味が湧きました。

「水中からの登場シーンを再現してみたい!」

これが今回の撮影テーマとなりました。

さて、テーマに沿ってシーンに必要なものを考えて見ます。ジオラマを作るわけではありませんから、写真内に写りこむ最低限のものを選ぶことにしました。

背景として曇天の空。上陸場所の防波堤・・・これだけは最低限はずせないだろうと考え、カレンダーから曇り空の部分を採取することにしました。上がそのカレンダーです。なんとも不思議な雲行きです。

左が防波堤用に作ったもの、発泡スチロールにティッシュをかぶせてエアブラシでグレーとブルーをちょいちょいと吹いてそれらしくしました。

ポージング

今回のポーズは、防波堤に手をかけ、今にも上陸しようとするゴッグの上半身を中心に撮影する予定です。手を肩の高さまで上げてみると・・・もうひとつ思うようにポーズが取れません。

最近のHGUCは出来が良い!といっても稼動範囲にはおのずと限界があるものです。かといって、改造に走ってしまうと、撮影は遠のき収拾のつかない結果に陥りがちです。(過去の経験から・・・)

あくまで写真撮影が重点ということで、ポージングとレンズのマジックを応用して妥協点を探ることにしました。

ですから撮影とは別の角度で見ると、結構間抜けなポーズとなってしまいますが、画面内がすべてである!ということで、足はポーズなしです。

さて、防波堤を配置してみます。

動きを出すためにゴッグの右肩が高くなるようにしたいのですが、ここは逆に防波堤を斜めに配置することで、再現することにしました。おのずと背景も斜めということになります。もちろんカメラのセッティングも斜めにすることで、防波堤が水平に見えるようにします。

さて、何とか被写体の配置は完了です。

ブロアでホコリを飛ばして、いよいよ撮影開始です。 ライティング TV版のシーンでは、連邦軍の軍港に上陸しました。

上陸場所は防波堤のようで灯台がなぎ倒されていました。

空は曇り空・・・モノアイはピンクに点灯しています。

この状況をライティングで再現再現することになりますが、背景との輝度差を考慮に入れつつ、ストロボでゴッグを印象的に立ち上げることを目的にしました。

正直言ってここからはライティングの位置を変えての試行錯誤ということになりますが、イメージの写真を手に入れるためには、押しまずシャッターを押し続ける・・・アムロのビームライフルよりもザクマシンガンといった感じです。 完成! 苦労の甲斐あって完成したのが下の写真です。水が滴る感じあればもっと良かったかもしれませんね・・・

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それでは次のページ 「黄昏のグフ撮影秘話」 に進みましょう!

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