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Chapter.5 撮影後の処理

色味の補正について考える

色温度(色カブリ)

基本編-6の「光と影の芸術(光の色と質)で触れましたが、あえておさらいしますと・・・

  1. 光にも色がある。昼間の太陽を基準の白とし、これより高いと青みが強く、低いと赤みが強くなります。
  2. デジカメがオートで補正してくれるので気にしなくて良いが、気にかけておかなければならない。
  3. ミックス光、色温度の異なる光源の同時使用は避けなければならない。(表現意図である場合は別)

ざっとこんな感じでしょうか? 表現に必要な場合もある

1.について考えて見ますと・・・

夕暮れ時の再現とか、曇天・降雨の再現といって場合には、この色温度の変化を利用するのも表現の一手段ということになりますが、色をできるだけ忠実に再現したい写実的写真ではもってのほかと言うことになります。

2.については

デジカメはある程度(十分)補正してくれるので、「気がついていなかった。」「話の意味が理解できない」ということが多いようですが、色温度の状況に関しては、常に頭のどこかで意識していたほうがよさそうです。不自然な色味や突然のオート補正の誤動作、など、「色はいつも忠実に再現されるわけではない」・・・と色カブリの失敗に心の準備が出来ていれば慌てることも少ないはずです。

3.につては・・・

HGUCなどの組み立て説明書ではミックス光を利用し、プロが撮影した印象的な写真が目立ちますが、表現意図である場合はミックス光も有効な手段かもしれません。ですが、一般には異なる色温度の光源を避けて照射したほうが、まとまりの良い写真となり、画像処理ソフトによるレタッチもやりやすくなるはずです。 レタッチソフトどこまで救済できるか  さて、色味の失敗をレタッチソフトでどこまで救済できるでしょうか?今回私が使用したのはPhotoShop6.0ですが、使い慣れたお手持ちのものや、デジカメ付属のものでもかまいません。色補正のアルゴリズムはソフトメーカー秘中の秘ですから、補正能力に関しても各社まちまちと言えなくもありません。

ではズバッと「自動補正」してみることにします。

白熱電球による色かぶり

太陽光による撮影

蛍光灯による色かぶり

自動補正で撮影 (機種により差があります)

白熱電球

太陽光

蛍光灯

レタッチソフトによる補正 (Photoshop使用 レタッチソフトによる差があります)

白熱電球

太陽光

蛍光灯

いかがでしょうか?

撮りっぱなしが一番綺麗なのは言うまでもありませんが、救済した画像はどうももう一つ嘘っぽく感じるのは私だけでしょうか?

そもそも撮影した時点が色に関する情報量が一番多いわけですから、補正はあくまで撮り直しが出来ない場合の救済措置と考えるべきだと思います。

結論

いろいろ列挙した挙句にこんなことを書くのは何ですが、「色味を補正したい」と感じた段階で撮影は失敗と考え、早々に撮り直しにかかるべきでしょう!

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それでは次のページ 撮影後の処理 「トリミングによる効果」 に進みましょう!

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