SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX

レンズ構成 : 5群6枚。

SIGMA専用テレコンです。装着すると合成焦点距離が元のレンズの2倍になり。明るさは2段分暗くなります。

オークションにて落札したテレコンバーターレンズです。

SIGMAの同社指定レンズ専用のテレコンです。

私の手元ではAPO70-200mm F2.8 EX HSMがそれに相当しますが、他のレンズでは装着できるレンズとそうでないものがありました。

ですが、手持ちの70-200mmEX HSMはEF28-135mmIS USMとダブる部分も多いので装着したままでも困らないかな?とも思っています。

※ 画像はサイズを変更、Jpeg圧縮率を変更してあります。

同社の推奨レンズ。APO70-200mmF2.8 EX HSMに装着しました。さすがに公表どおり、AFもスムーズ。撮影データもばっちり(秘密は下をご覧ください)肝心の画像もご覧の通り文句なしです。

ただ、露出が若干アンダーめにあがるようで、プラス1/3程度の補正が必要のようです。この辺はD30ならすぐに見られるので問題ないと思います。

SIGMAでは同社APO70-200mmF2.8 EX HSMと300mmF2.8 EX HSM専用のテレコンとして売り出しています。

よく見ると電子接点が通常よりも多めについています。同社の適合レンズを装着すると普段EF接点では使われない部分を使って焦点距離情報等を本体に返しているようです。

また、写真でご覧のように、レンズがフランジ部より飛び出しているため、装着するレンズによっては後玉と接触してしまいます。

手持ちのレンズで試してみたところ、

SIGMA70-200mmF2.8 EX HSMでは当然装着可能。

EF85mmF1.8 USMでは後玉固定のため装着不可。

EF17-35mmF2.8L USMではゼラチンフィルターホルダーが接触するため不可。

EF100mmF2.8MacroUSM、SIGMA Mirror600mmには装着可・撮影可でしたが、追加接点未対応 (当然!) のため撮影データはもとのまま。

またEFの50mmF1.4 USMは全体繰り出しのフォーカス方式のためピントリングを無限遠側にまわすと後玉が接触します。

EF28-135mmISのように後玉が移動するズームレンズでは、レンズを広角側にズーミングすると後玉が接触します。(レンズが傷つきそうで怖いです。)

Mirror600mmにKenkoのテレプラスとSigmaのテレコン二枚がけ、合成焦点距離2400mmというもうほとんど暴挙に近い撮影です。

ファインダー内の月は、あっという間にいなくなってしまうほどのスピードで動いています。

すでに、ファインダーも暗く、解像度も悪い、加えてD30のフォーカススクリーンではピントもままならない…と、ほとんど使い物にならないのですが、2400mmという焦点距離の世界はこんな感じです。

D30の場合はこの1.6倍ですから、35mmフォーマットに換算して3840mmということになります。

ちなみに1/13のシャッター速では、月も被写体ブレをおこしてしまうようです。


目次へ戻る